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November. 2018
6月のfrom MILANOで私のミラノを語ってくれたミリアムのお気に入りの場所の一つだったMaffei 12 concept store。
ここのオーナー兼デザイナーのパオラは生まれも育ちも生粋のミラネーゼ。
パオラが経営するコンセプトストアでは、彼女がデザインしたレディースファッションとドッグファッションのブランドALWAYS MINEを中心に彼女が発掘しセレクトした商品が置かれている。
幼い頃からファッションやオシャレをすることが大好きで、ミラノのファッションデザイナーのアシスタントの仕事を経て、15年間イタリアの民放局で衣装デザイナーそしてスタイリストをしていたというパオラが9年前にマルチーズ犬のサムを家族に迎えたことから犬も動きを妨げることなく思いきり駆け回ることができつつ自分が大好きなオシャレを快適に味わうことができたらいいなと思うようになった。そんなオシャレな犬達が街に溢れたら最高に嬉しい気持ちになるのだそう。
Chikako Gowa(Instagram / chikakogowa)
通訳/クリエイター
大学在学中NYへ交換留学期間、フェアチャイルドパブリケーション広告部にて インターンシップ、パーソンズスクールにてファッション分析について学ぶ。 卒業後、某仏外資系企業に就職。結婚を機にイタリアへ移住。アパレル業界の通訳、2012年よりsen (www.sen-factory.it)のファウンダー兼クリエイターとして活動。彩り豊かな毎日を楽しむ三人の女の子のママ。
「まず犬達のためのオシャレを提案する為に犬用の洋服を作ってお客様に紹介したのだけれど、飼い主ともお揃いのお洋服やコーディネートすることができたら素敵だなと思って、レディースラインも手がけることにしたの。お店にあるものは、流行ももちろんチェックはしつつ、でも常に私のスタイルが反映されているわ。」とパオラ。今季ミラノのあちこちで見られるタータンチェックも、女性の飼い主とその愛犬がお揃いのコーディネートを楽しめるように、ジャケットやパンツそして犬用ローデンコートに使われている。
パオラが好むスタイルは、ローデンやグレンチェックなどマニッシュなファブリックを女性が身につけるアンドロジナスルック。
入り口のところに禁煙マークと共に貼られているIO QUI POSSO ENTRARE (私はここに入ることが出来ます)マーク。
遠慮することなく犬も入れるブティック。愛犬を連れて気兼ねなく一緒にショッピングを楽しむことができる。
こちらは、チワワなど超小型犬用のニットのサンプル達。人間の赤ちゃんのものよりも小さいサイズに可愛くて、犬を飼っていなくても欲しくなってしまう。パオラはデザインだけでなく、イタリアのデザイナーのご多分に漏れず、自らデザインするニットには、カシミアやメリノウールなど選りすぐりの良質素材を用いることにこだわっている。もちろん仕立てのレベルも高い。
「私はファッションが大好き。個人的には北欧系のスタイルが好きだけれどミラノのファッションも好きよ。私はどんなスタイルでも思い切ってオシャレを楽しむ人が好き。そしてモスキーノやヴィヴェッタ、作るものにアートを感じるものが好き。ファッションとは、それぞれの内側から沸き起こる文化とも言えると思うの。美しいものは、悪い影響を与えることはないでしょう。美しくある、美しくいるということは、その人の内面が平穏であることを映し出すし、自分自身を愛することを教えてくれると思うわ。そしてその人自身がハッピーだとその周りにいる人にも幸せが伝染するのよ。見て、この手編みのブランケット!演劇の仕事をしていた女性が作り始めたのだけれど、スマートフォンのアイコンが本物と同じで面白いでしょ!見るとみんなの顔がハッピーな顔になるの。」とワクワクしながら語ってくれたパオラの言葉を聞いて、こちらもワクワク気分にそしてなんとも平和で愛に満ちたエネルギーを感じた。
最後に彼女のお気に入りのミラノを聞いた。
「カフェだったら迷わずパスティッチェリア クッキ。昔からクリエイティブな人達やジャーナリスト達が通うことで有名だけど、ここの雰囲気が大好き、とてもマジカルな場所なの。」
そしてLaboratorio 16 という素敵なイラスト作品を作っているアーティストに会える場所。Animali Milanesi (ミラノの動物)という名のノートブックは、ハンドバインディングで印刷は全て昔ながらの手法を用いているという。何故ここが好きなのかと問えば、手作業で丁寧に情熱を持って作られたものばかりに会えるからだそう。
近々私も是非訪れてみたい。
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