マジェンタ地区(from MILANO 9月)に1824年創業以来ずっと店を構えるパスティチェリーア・マルケージ。
美味しいプチケーキやチョコレートの味に定評があります。ミラノだけでなくイタリアはコーヒー文化ですが、早朝に街が目覚める時間帯にこういったカフェやバールの前を通るとコーヒーの芳ばしい薫りとブリオッシュ(クロワッサンに似たパン)の甘い香りが漂ってくるので、誘われるように店内に入ってしまいます。
1909年にポルタヴェネツィアで生まれたカフェレストラン、タヴェッジャ。
1930年に現在のお店がある場所に移転したタヴェッジャは、近くに裁判所がある土地柄か弁護士のお客様が多く、古くはスカラ座のバレリーナ、カルラ・フラッチや指揮者トスカニーニの娘などが愛用しているカフェとしても有名です。
Sala da the(ティーサロンスペース)の家具はクラッシックでシャンデリアの照明とあって厳かな雰囲気の中ですが、現代の忙しない世界からしばし逃避できるゆったりとした空気が流れています。